2017年7月21日 (金)

TDA7293アンプの製作(前編)

MOS-FETというフレーズは昔から目にしたことはあるが、実際はどんな音がするんだろうと、何年も気になってはいました。今回パワーICでもTDA7293(7294)というのがそれに当たると聞いて、製作することにしました。気になる音質は「ソフト&クリア」だそうです。
参考にした記事はこちら
→http://blog.livedoor.jp/kyohritsu/archives/45206915.html
Dscf0318 製作するにあたり、ジャンクなアンプのシャーシを利用します。ヤフオクで1000円で落札したのがこれ
TASCAM  PA-20Mk2
業務用のアンプですが、トロイダルトランスが再利用できそうです。
Dscf0296
 
トランスの二次電圧(22V×2)が出力されているのをテスターで確認しました。他に電源スイッチと放熱器も再利用します。
Dscf0307
パワーICは「SANYO STK4142Ⅱ」が使われており、ちょっと聞いてみたい気はしましたが、残念ながら基板はプロテクションがかかり、不動でしたので、そっくり廃棄します。

TDA7293基板キット(\3,580円)
例によって中国製ですが、一応説明書(中国語)と配置図があるので、組み立ては迷わなさそう。コンデンサに定番のニチコンとWIMAが使われているので一応安心しました。
Dscf0311
サクッと基板にハンダ付けし、ヒートシンクに取り付けてみました。

電源基板はLM3886-BTLで使用した物と同じイトウ電子部品さんの基板キット(\1,820)

パワーアンプ用 ±50V以下 電源基板キット 50V 3300uF × 6本

後はケースに組み込むだけです。どんな音がするのか、楽しみです。

後編へ続く

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2017年6月22日 (木)

オーディオ・ラインセレクターの改変

三ヶ月前に製作したラインセレクターですが、アンプの比較テスト終了後は使われなくなってしまいました。わざわざ接点を増やすのも何だかなーって感じだし、もっと有効活用したいと思います。改変するのは、音量調整を追加したパッシブ・プリアンプです。
Inkedsdscf0597_li入力3系統→出力3系統
アンプ3台を切り替えて試聴するのに便利でした。但し、ロータリースイッチが固くて感触も好きになれません。
Inkeddscf0282_li_2
ロータリースイッチ はアルプス製(1段4回路3接点)に変更しました。やっぱり国産品はクリック感 も良くて安心できます。

ボリュームは東京コスモス製のRV24YG(A100kΩ)で、音質も定評のあるところです。ジャンクBOXの中に、何と30年間も埋もれていました。回した時の適度な重さに高級感があります。
Dscf0293
組み合わせたパワーアンプはこれです。
ユウ電子 System860IC

ガレージメーカー製ですが、ずしりと重い。大型トランス&LM3886シングルの構成です。
LM3886の音質が気に入っているので、これは、普段使いにしたいと思います。
 

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2017年6月 8日 (木)

LM3886-BTLアンプの試聴

LM3886-BTLアンプの最終仕上げとして、フロントパネルへの電源ランプ取り付けと文字入れをしました。ねらいは80年代レトロです。 

Dscf0266_2
電源ランプは今やLEDが当たり前なんですが、今回はアナログアンプなので、昔懐かしい極小のネオンランプを使いました。ジャンク箱の中に転がっていた古いパーツなので、もう売ってない貴重品かも知れません。飾り文字は古い金田式DCアンプ用のものです。インレタ(インスタントレタリング)なんて若い人は知らないだろうな。上段に「Stereo Power Amplifier」下段に「lm3886-btl」と入れています。

Dscf0268_2
CDプレーヤー:ONKYO C-705FX2
プリアンプ:FX-AUDIO TUBE-01J
パワーアンプ:LM3886-BTL(自作)
スピーカー:Pioneer CS-X3
CD:SteelyDan - Aja

デスク上のサブシステムにつないで動作確認しました。今回のアンプにはボリュームがないので、取り合えずNFJさんの真空管プリをつないでいます。小型軽量で、デジタルアンプなんかの前段に入れると音に艶を与えるというものです。最初の音入れはやはりドキドキしますね。第一印象は華やかな感じで、レンジも広いのがわかります。ちょっとドンシャリ傾向なので、しばらくエージングが必要かもしれません。

Dscf0273
レコードプレーヤー:Victor QL-A7
カートリッジ:Audio-Technica AT-24
プリアンプ:金田式DCプリ初期型(自作)
パワーアンプ:LM3886-BTL(自作)
スピーカー:ONKYO D-55EX
レコード:SteelyDan - Aja
アナログシステムのラックに収めた様子です。1980年代の代物で、ハイレゾには程遠いですが、落ち着いた聞き疲れない音楽を奏でます。ちゃんと音が出てくれるだけで満足してしまいました。

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2017年6月 6日 (火)

LM3886-BTLアンプの製作

Sdscf0253LM3886をパラレル(BTL)で使ったパワーアンプを自作しました。と言っても、ゼロからではなく、完成基板や基板キットを組み合わせたアッセンブル品なので、自作というより、「組み立てました」とします。
今回のテーマは
①LM3886を片チャンネルで2個使用
②左右独立電源のツインモノラル構成
③Made in Japanにこだわる
Sdscf0257
では、使用部品の説明から
ケース:今はなき鈴蘭堂のCL-10で数年前にヤフオクで入手したもの(\4,200)
トロイダルトランス:日本巻線(型番不明) 2次22-0-22V 86VA(\2,480×2)
電源基板:イトウ電子工業 電源基板キット 50V 3300uF×6本(\1,880×2) 
アンプ基板:417コンポーネンツ CO3886AMP × 2個(\5,832×2) 
ヒートシンク Fischer Elektronik SK85-50-SA × 2個(\1,098×2)

Sdscf0254 LM3886はヒートシンクに直付にはせず、6mm厚のアルミバーをかませてします。これは将来の別基板を作成したときに、ヒートシンクを使いまわしできるようにするためです。実はこのヒートシンクの製作は、雑誌「ステレオ時代 Vol.8」の付録アンプ基板「A10-SG」の手法をパクらせて頂きました。
Lm3886btl001
今回時間を割いたのは、実はケースレイアウトです。Excelで書いたのですが、配線の引き回しを考慮しつつ、実際に部品を配置していくのは、結構楽しい。

Sdscf0261一番苦労したのは、天板の放熱穴。天板は鉄製で硬く、バリが出るのできれいな仕上がりにはならなかった。でもヒートシンクのフィンに穴間隔を合わせてあるので冷却効率は悪くないはず。
 

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2017年3月12日 (日)

オーディオ・ラインセレクターの製作

自作系アンプが一気に3台になってしまいました。こうなると瞬時に切り替えて聞き比べてみたくなります。そこでラインセレクターなるものを検索すると、有名メーカー品はあまりなく、ガレージメーカーから高級部品を使ったセレクターがありましたが、どれもお高い!ということで、今回のお題は「オーディオ・ラインセレクターの製作」です。
Sdscf0589_5 ラインセレクター用の穴あきケースなんて存在しないので、ケース加工用の工具が必要になります。コツコツと集めてきた工具の写真を公開します。最低限に必要なものは、
①ドリル(電動 or ハンドドリル)
②リーマー(3mmから16mm)
③ヤスリ
後は作業に応じて必要な都度ホームセンターで揃えてきました。
Simg_0163
使用パーツの備忘録
ケース:タカチ UC20-5-14DD (200mm×50mm×140mm)\2,732
ロータリースイッチ:uxcell 2P3T 2ポール3ポジション1デッキ(1段2回路3接点)\665×2
RCAジャック:金メッキ 絶縁ブッシュ付 12個 (6ペア) \968
線材:ダイエイ電線 20芯 (手持ち在庫)
ツマミ:手持ち品
RCAジャックの穴あけは慎重さと忍耐力が必要になります。3~6mmまでは段階的にドリルで開け、あとはひたすらリーマーで拡大していきます。1日1個づつで2週間かかりました。
Sdscf0597 入力ラインにはシールド線を使いたいところですが、今回は手抜きしてただの20芯より線です。良いロータリースイッチと線材が見つかったら取り替えましょうかね。
IN:入力3系統
OUT:AMP3系統
Sdscf0596 パネル表面が無地で寂しいのでインレタを入れました。(ダイソーで\108)
Sdscf0603 完成!
ロータリースイッチが固くて小さなツマミでは操作性が良くなかったので、30mm径ほどのツマミを調達してきました。ちょっとレトロっぽくて気に入っています。

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2017年2月12日 (日)

LM3886パワーアンプ+CS4398DAC

性懲りもなく、某オクで中華アンプを探していて、タイトルの品を衝動的に落札してしまいました。今回はデジタルアンプではなく、LM3886という有名なICを使ったアナログアンプです。おまけにDACまで搭載していて、PCでの音楽再生用にピッタリ。
 
Sdscf0599いかにも中華アンプといったフロントパネルで、メーカー名、型番などは一切ありません。シンプルながら、USBとCDのインジケーターが印象的です。入力の切替スイッチはなく、自動で識別するようです。さっそく視聴するも、何か変です。聞きなれたCDで確認すると左右ステレオが逆です。なんてこったい。
Sdscf0598
さっそく中身を確認します。アナログアンプは発熱が心配ですが、驚くことにICチップは直接ケース底面に取り付けられていて、アルミケース全体で放熱する設計です。他のLM3886アンプも同様な設計なので、たぶん大丈夫なのでしょう。
Sdscf0177_2前オーナーの説明によるとRCAジャックを金メッキ化し、ボリュームを定評のある物に交換したとのこと。 ラインを辿っていくと、ボリューム~基板入力部の配線が逆でした。普通は赤色がRightですよね。
Sdscf0172
CS4398は10年以上も使われている枯れたチップで、安定した評価ですが、LM3886との組み合わせでどんな音になるか聞き込みが楽しみです。
 
 

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2017年2月10日 (金)

TDA8950アンプの組み立て

完成基板を使ったお手軽デジタルアンプ製作の第2弾!
今回のターゲットはNFJさんのTDA8950搭載アンプです。
http://blogs.yahoo.co.jp/nfj_2009/34591146.html
Nfj_h32
TDA8950で検索しても、あまり製作記事が出てこないのでLM3886ほどにはメジャーではないようですね。でもMAX170Wは、やはり魅力です。
この完成基板は、定格電圧AC±16~28Vのトロイダルトランスを推奨しており、それなりの電気知識を要求しています。
Transpa20mk2
でもって、ヤフオクで「トロイダルトランス」で検索し、二次電圧±26Vの物を探し出してきました。TASCAM業務用アンプ(PA-20MKⅡ)の抜き取り品とのことです。(\2,600)
Dscf0584
TDA8950基板はNFJ日替わり特価品(\1,980)
ケースは得意のヤフオクの中華製(\5,580)
トランス固定金具はNFJ製(\480)
その他パーツは手持ちのもの。
視聴結果
第一印象は「元気一杯」って感じ。ここで問題発生!室内にあるファンヒーターをONにすると「ブーン」というノイズが出るので、残念ながら春までお休みしてもらいます。

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2016年12月21日 (水)

黒モグラ完成

Dscf0582_5なんと1年半ぶりのブログ更新です。
ヒョイと「黒モグラ」で検索したら、自分のブログ画像が出てきました。「部品調達編」で止まっていたので、キチンと完成写真をアップしておきます。
なかなかいい音で鳴っています。最近はオーディオの趣味が30年ぶりに復活してきているので、ぼちぼちアップしていく予定です。

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2015年7月 6日 (月)

ThinkPad X100e 熱暴走

SSDに換装したX100eなんだけど、YouTubeを見てると、しばらくしてフリーズする。Googleで調べると、先人がCPUグリスの再塗布で改善したとの報告があったので、さっそくマネしてみました。

Dscf0563例によって保守マニュアルに従ってバラします。普通のThinkPad と違って、ネジの本数が少ない。でもCPUに到達するまでは、全バラシしなければなりませんでした。

Dscf0565Dscf0566やっとマザーボードの取り出しに成功。初めての分解は試行錯誤ですが、結構楽しい。

CPUグリースは「銀入り」に塗り替えました。

結果:本体温度が体感でもわかるほど下がりました。連続動画再生は、やはり無理だけど、通常使用ならまだまだ使えそうです。

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2015年4月 1日 (水)

黒モグラ(部品調達編)

Dscf0562今更ながらの黒モグラの製作備忘録です。

きっかけは秋葉原のラブロスというお店でこの黒モグラ基板を見つけてしまったことが始まりで、コツコツと部品を集めてきました。

Dscf0559

黒モグラとは、元YAMAHAの音響技術者が作り上げたフライングモールというデジタルアンプのRolandへのOEM品です。「黒モグラ」で検索すると本当に大勢の先人がチャレンジされており、参考になります。

Dscf0552

基板サイズ:W156xD102xH32mm
ケース内寸:W175xD300xH55mm
ケース外寸:W190xD315xH65mm
今回は穴あけ加工済みのケースキットを利用しています。何より、ドリルやらリーマーなどの工具を揃える必要がないので楽チンです。
Dscf0555
昨今の端子類は派手ですね。見栄えも音の内というポリシーです。秋葉原の部品屋では一般的なものしか売っていないので、今回はヤフオクで良さげな物を調達しました。

Dscf0556

ボリュームは金田式DCアンプで有名なコスモス製です。うーん懐かしい。




Dscf0558

秋葉原のお店で購入したもの
線材:若松通商
ビス:ヒロセテクニカル
端子類:千石電商
実際に歩き回って探すのも結構楽しい。


購入部品リスト
・アンプモジュール:Roland 01-DA-R2 Digital AmpBoard             \5,400×2
・ケースキット:ノーブランド アルミ製                  \5,580×1
・ボリューム:コスモス2連ボリューム RV30YG 100kΩ A(中古)   \1,200×1
・スピーカーターミナル:ノーブランド(2個1組)                      \700×1
・RCAジャック:フォルテシモオーディオ CA-GOT(2個1組)     \1,060×1
・端子台:サトーパーツ ML-3391-3P                    \200×1
・シャーシ基板用貼付ボス:タカチ T-600(10個入)           \538×1
・内部電源ケーブル:ダイエイ 平行 50芯 70cm           \86×1
・内部スピーカーケーブル:BELDEN 8460 1m                           \210×1
・内部シールドケーブル:ノーブランド2芯シールド 3.8mm径×1m \280×1
・AC電源コード:ノーブランド                             \200×1
・丸型圧着端子:少々
・熱収縮チューブ:少々 
・ビス:M3サイズ 少々

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